謎多き逆刃刀

とある少年漫画で一躍有名になった「逆刃刀」という日本刀があるのはご存知でしょうか。この少年漫画は、時代物であり、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた人物が主人公であ理、実際の歴史人である大久保利通や山県有朋など明治の元勲や、新撰組三番隊組長であった斎藤一などの人物も物語に登場することから人気を博したものとされ、近年映画にもなったほどです。この主人公の愛刀が「逆刃刀」であり、通常の日本刀の刀身が逆となり、刃のある部分が峰、峰のある部分が刃となっているものを指しているようです。実はこの「逆刃刀」は、架空のものではなく、平成に千葉県から発見されたことから、現存していたことがわかったようです。発見された逆刃刀は、小型サイズであるものの、逆刃刀の特徴がはっきりと確認されており、しかし、全体の造りは雑とされ、強度も弱く、実用に耐えうる代物ではないとされているようです。しかし、刃と峰を逆にした刀の発見というのは他になく、大きな話題を呼んだようです。しかし、そうなると気になるのが、誰が何の為に作ったのかということであり、歴史的背景に関連した情報などは、まだ一切公開されていないようですが、手慰みにつくったのか、はたまたモデルがあって模倣したのか、かの漫画のように、時代を憂う刀匠が、自身の志を形にしたものであるのかと、興味や浪漫ははふくらむ一方であるのではないでしょうか。このもどきの逆刃刀は郷土資料館に所蔵されているようですが、このように、未だ謎多き日本刀の世界を、もっともっと知りたいと思わせられる事件であったことは間違いないのではないでしょうか。これからも「日本刀」から目を離せない出来事となったのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です